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2011年7月7日木曜日

Debian からUbuntuへ



お堅いDebianから元気一杯なUbuntu(11.04)に乗り換えてみました。
予想に反してほとんど困ることがなく移行できてしまいました。同系統だからでしょうか。
しかし、インストール環境もデスクトップも、とてもグラフィカルで安定したものになりましたね。

ネタがないので、ちょっと戸惑った事だけメモとして残しておきます。

ディスクの準備に気をつけよう


昔と違ってインストーラがグラフィカルかつスムースなのでシステムの根幹を変更しているような、あの緊張感に浸れません。
でも観光気分でのんきにクリックを繰り替えしていると、ディスク上の全パーティション消されます。
かわいい顔してても、やることはやるんですね。
ディストリビューションとは関係ない大事なファイルが入っているパーティション(別途確保している/homeとか)まで消されますので慎重に進めましょう。

PPPoEの設定はDSL


ネットワークの設定もGUIなんですね。設定->ネットワーク接続を開くと、ルータ予定のPC(今回移行実施PC)とかだと認識されている2つのEther I/Fが表示されているタブが見えるはずです。ここでどっちが外につながるんだっけ?、とか考えながら設定項目を見てしまいがちなんだけど、これはフェイクです。この設定はPPPoE設定では使いません。
設定は、DSLタブ->追加ボタン->DSLタブにあり、そこにあるユーザ名とパスワードエントリに入力するだけ。Ether I/Fは勝手に適切な方を選んでくれるみたい。どうやってんだろ...

FirewallやNAT設定は、UFW


なんだか強そうな名前になりましたね。iptablesのラッパーかな?
設定方法はググったらたくさん出てくるので、変更点メモだけ残しておきます。
パケットの転送を許可

/etc/default/ufw
DEFAULT_FORWARD_POLICY="ACCEPT"

/etc/ufw/sysctl.conf
net/ipv4/ip_forward=1

NATの設定

/etc/ufw/before.rulesの最初にnatルール追加。
また、MTU調整用ルール追加。
# nat Table rules
*nat
:POSTROUTING ACCEPT [0:0]

# Forward traffic through ppp0 - Change to match you out-interface
-A POSTROUTING -s 192.168.1.0/24 -o ppp0 -j MASQUERADE

# don't delete the 'COMMIT' line or these nat table rules won't
# be processed
COMMIT

# Don't delete these required lines, otherwise there will be error
*filter
...
# Path MTU Discovery Problem
-A ufw-before-forward -p tcp --tcp-flags SYN,RST SYN -j TCPMSS --clamp-mss-to-pmtu
...

あと、ppp0をフレッツなら1454にしないとアクセスできないサイトが出ますので、ifconfigを使ってppp0のMTUを1454に変更します。
http://progma.blog136.fc2.com/blog-entry-10.html

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